日々の気づきノートです。

姉妹ブログ「勇気の出る名言集」を始めました。
過去に読んだ本で気に入ったテクストのアンソロジーです。

「勇気の名言集 第2巻」が出版されました。

勇気の名言集 第2巻
今宿 葦
2022-02-14

DIY

彼岸のおはぎ



毎年春のお彼岸には妻がおはぎを作る(秋は作ったり作らなかったり妻の状況によって)。
春のおはぎには必ずヨモギを入れる。
大体、お墓参りに行った帰りにヨモギを取ってきて私が前処理している。

そういえば、姉の高校入試の結果を母と私が見に行って(なぜ姉ではなく母と私が見に行ったのかは不明)、合格を知って安心した母はお墓に行って報告しよう、となった。
姉の行った高校は今私の住んでいる場所にあって、墓のある名古山は近い。
墓参りが終わって、山の北にあるバス停に向かう時に母がヨモギを見つけて二人は収穫に没頭した。
その結果、姉への連絡が遅れて、姉に怒られたような記憶がある(そういう事実はなかったのかもしれない)。
学校にも公衆電話があったのだろうが状況が状況だけにさぞ混んでいただろう(これも記憶がない)。
そもそも自分に試験の結果を自分が見にいかないというのがおかしいし。

名古山でヨモギを採るとき、いつもこの時のことを思い出しては、笑いながら妻に話す。

毎年の墓参りは彼岸の入り3月17日(日)の朝食前に行った。
今年のヨモギは生育が遅かったが、採り過ぎて前処理に往生するので今年は少ない目にした。

今年のおはぎは初めて私が自分で全工程をやってみることにした。
あんこを19日の午後に作り、彼岸の中日の20日の朝にご飯を炊いて(もち米1.5合、うるち0.5合)前処理したヨモギを混ぜ込む(搗かない)で丸める。16個でちょうどいい具合の大きさになる。

あんこを乗せて完了。

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ご飯の後、近所の独居老人2人に2個ずつ包んで届ける。
喜んでもらえて良かった。

12個残ったが、ほとんどは娘たちのことろへ行くだろう。
私も1つだけ食べたがヨモギの香が春らしくていいものだ。

妻は「おはぎは別腹」というほど好きなのだが、今回は娘たちに回そうと控え目にしているようだった。

彼岸の伝統だが、さほどの手間もかからず楽しいDIYである。これからも続けていこうと思っている。


ザワークラウト



最近、発酵生活にはまっているが、ネットで「発酵」で検索していると「発酵キャベツ」というのが出てくるので何だろうか、と思っていた。
そこで改めて調べてみるとザワークラウトのことだった。

オーストリアで3年暮らしたが、外食で肉料理を頼むとは必ずといってザワークラウトが付け合わせでついていた。私自身は特に美味しいと思ったことはないように思う。

しかし、調べてみるとザワークラウトは天然の乳酸菌で発酵されるらしい。
作り方はキャベツを刻んで塩を混ぜて置いておくだけ。



3月12日(火)に作って数日置いておくと酸味が出てくる。

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食べるとシンプルな味だが考えてみると最も簡単な漬物ということになる。
何より失敗なしというのが有難い。キャベツのよく出る時期なのでしばらくは続けていこうと思っている。


パン焼き機でお米パンを焼く



最近、発酵に興味をもっていろいろな食品に適用して楽しんでいるのだが、フライパンでお米パンを焼いていたのだが、パン焼き機でもできるようなのでやってみた。

最近、甘酒もよく作っているのでお米パンでも砂糖の代わりに甘酒で置き換えて焼いてみることにした。
白米を水につけておき、水を切り、甘酒、塩、イーストを加えてミキサーにかける。

2月24日にパン焼き機に入れ、発酵と焼き機能を使って焼いてみた。
発酵はしっかりできるが、焼きでは不十分で想像しうていたように膨らまなかった。

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食べるとしっかりとした食感で、香もよく美味しいのだが、普通の食パンとは言えない。

これは、砂糖を入れなかったことが原因かと思ったので、砂糖に戻して昨日(3月9日)に再度トライしてみた。

ところが前回と同じようで、発酵は十分だったが焼きでの膨張がいま一つで同じような出来だった。

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思うに私の家のパン焼き機は焼きの火力が弱く、数十分もかかる。フライパンの場合は10分と裏がえして数分なので焼きの火力が強い。
おそらく、焼いているうちにガスがしぼんでしまうのだと思われる。

来週はまたフライパンに戻そうかと考えている。


かに寿司



子どもの時、鳥取の駅弁の「かに寿司」が大好物だった。
当時、父の鳥取の親しい人とよく行き来していたのでお土産にもらっていたのだろうと思う。
今でも当時の味が思い出されてなつかしく思う。

そんなことを思っていると11月の中頃、スーパーで全国駅弁市が開催され鳥取のかに寿司が出ているのを知り、思わず買ってしまった。
1,480円と安くはない。

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お昼に妻と分けて食べてみる。

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随分と上げ底で量自体は不満の残る弁当である。一人でお昼の食べても少ない気がする。
付け合わせは奈良漬と塩昆布。珍しい合わせ方だ。
食べてみると寿司ご飯が随分甘い。子どもの頃は甘い方が好まれるので私もはまったのだろう。

そこで試しに、今、食べて美味しいかに寿司を自作しようと思った。

カニ缶はちょっと手が出ないので、カニカマで代用。身をさばいて前日の夜から簡単酢に漬けておく。

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白ご飯1合半を炊いて酢飯を作り、白ごまを混ぜる。

カニといえばマヨネーズ。ご飯に上にマヨネーズを適量乗せ、その上にカニカマの身を敷く。

夕食に出すが、食べる前に錦糸卵を焼いて乗せる。付け合わせはやはりショウガの甘酢漬け。

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妻と食べたが実にうまい。言われなければ本当のカニ寿司と思い込んで食べてしまう。
さらにマヨネーズをトッピングしてもいい。

おそらく鳥取のかに寿司の味は変わっていないのだろう。私も子どもの頃にはその味が合っていたのだろうが、人間は常に変化し続けている。味覚も変わっていく。
それに合わせて食べ物の味つけも変えていけばよろしい。


屋上でテント点検

昨日の記事で話題にした三十数年前のテントの話の続き。



昨日(9月23日)の朝は爽やかな秋の天気となった。
私は一気に元気を取り戻し、10時のお茶のあと屋上でテントの点検をすることにした。

納屋にしまった重たいテントを骨とテントとに分けて2回往復する(バッグが壊れていたので)。
数日前には考えられないような行動である。

骨の組み立ては、前日長女宅で失敗しているので、問題なく完成する。少々のサビは出ているが、強度には問題なさそうだ。

テント本体は下から吊るす。プラスチックフックは梁にかかるが、テントの長手方向のエンドの金属フックが掛らない。やはりテントが縮んでいるらしい。
下もペグを打つべき箇所が浮き上がっている。

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対応としてヒモで延長すれば一応機能は果たしそうだ。

中は広々していて、6人用である。妻と2人では広すぎるくらいだ。

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下に居る妻を呼んで見てもらう。

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染みを見つけて注意されたが機能上は問題あるまい。その他には注文がなかったので進めてもよかろう。

一人では難しいのでフライは乗せなかったが、撤収する。
持って上がってから元の場所に戻すまでちょうど1時間ぐらいだったので、半時間もあれば準備できるだろう。
キャンプの計画を進めようと思う。

ところで、長女とキャンプの話をしたとき、キャンプ中に嵐があってとても恐かったという。私も妻もそんな記憶がないので記録を調べてみたら、1994年ヨーロッパで最後の年の夏にアルプス方面へ旅行した時にサンモリッツの近くのキャンプ地での出来事らしいことがわかった。

私たちの駐在は1991年8月から1994年の夏までだったが、91年から94年の3回の夏はヨーロッパアルプスへドライブ旅行した。
出発時に日本でテントを買って行ったものの、結局使ったのは最後の旅だった。それまでは、ホテルやペンション泊まりだった。

調べてみたら1994年の夏の旅は、7月22日から31日までアルプスをドライブした。
その行程中オーストリア南部のケルンテン州のケチャッハ湖畔のキャンプ場で2泊した。

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湖で水遊びの後くつろぐ様子。なかなかいい雰囲気です。

夜はテントの中でゲームやポテチ。

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朝の様子。

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キャンプ場には小さな売店があり、焼きたての美味しいパンや飲み物、ハムなども置いていた。

その後は、東チロル(オーストリア)やドロミテ(イタリア)を回りスイスに出た。その間、ホテルやペンション泊まりが続いたが、サンモリッツではホテルが高いので近所のキャンプ場で2泊(7月28-30日)した。

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コープのスーパーで買物をして夕食。

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夕食後散歩してテントに戻ってきたところ「すぐに夕立。気温は急に下がり夜ふるえながら眠る」と、アルバムに記録されていた。

長女の話ではテントの上に水が溜まって下から手で押して雨を降ろしたとのこと。

人間の記憶というものは個別に違うものだ。

ごあいさつ
日々の生活の気づきから人生の成熟を目指しています。

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今宿 葦
2022-02-14
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