新型コロナウィルスの感染拡大はヨーロッパ、アメリカ大陸、南アジア(インド)を中心に厳しい状況にあるが、東アジアでは日本が感染の抑え込みに失敗し各地で医療崩壊が発生している(東京では自宅待機が1万人に迫っている)。

こんな状況の中、島根県では感染コントロールに成功し、未だに死者ゼロだという。



島根県は65歳以上の高齢者の割合が全国第4位にもかかわらず、である。
地元紙によると、

島根県が死者をゼロに抑えられているのは、福祉施設のクラスターが発生していないことや、濃厚接触者にとどめない幅広い検査で市中感染を抑えていることが大きな要因だという。

福祉施設でのクラスターが発生していないのにも要因があるとおもわれるが、「幅広い検査」というのが大きいように思われる。

幅広くPCR検査を行い、感染者を隔離すれば、感染拡大を阻止でき、結果的に医療も回る。医療崩壊さえ起きなければ、重症者をケアできる。17日時点で島根の感染者数は全国で3番目に少なく、14日時点の病床使用率も7・1%と全国最低水準だ。さらに、無症状や軽症者も入院を原則とし、すべての感染者が治療を受けられるようにしている。“検査の徹底”と“感染者全員の治療”――。死者数ゼロもうなずける。

やはり基礎に忠実な方が、結果的に経済的損失も少なくて済むということが言えるようだ。この1年間の国の政府の対応を見ていると、右往左往しているだけで何も学んでこなかったことがわかる。

しかし、島根県のような対応を東京や大阪でできるかというと疑問なような気がする。
そもその巨大な都市というものがわれわれ人間の幸福に必要なものであるかどうかを真剣に考える時期に来ているのだろうと思った。